(2020年8月7日に更新した記事です。)
「Tomcatって何?」
「Eclipseでサーバー使いたいけど、どうすればいいの?」
「Webアプリケーションの開発してみたい!」
と言う方に向けて、Eclipse上でのサーバーの構築方法(Tomcatの登録手順)を解説します。
Tomcatとは?
Tomcatとはサーブレットコンテナの一種です。
サーブレットコンテナというのは、サーブレット(サーバ上で動くJavaプログラム)を動かすためのソフトウェアのことです。
本来はサーブレットを動かすための機能を備えたサーブレットコンテナですが、
サーブレットの動作確認ができるように、(簡易的な)Webサーバーとしての機能も持っています。
正式名称はApache Tomcat(アパッチ・トムキャット)と言いますが、通常は略されてTomcatと呼ばれます。
Tomcatはサーブレットコンテナの一種で、サーブレットを動かす機能がメインですが、Webサーバーの機能も少し備えているということを覚えておいてください。
サーバーの構築方法(Tomcatの登録手順)
上部メニューから「ウィンドウ」→「ビューの表示」→「その他」を選択

「サーバー」フォルダ内の「サーバー」を選択して「開く」
※見つからない場合は、フィルター入力欄に「サーバー」と入力

「サーバー」ウィンドウが開いたら、リンクをクリック

「新規サーバー」ウィンドウで、Tomcatの最新バージョンを選択して、「次へ」

「すべて追加」をクリックして、プロジェクトが右側の「構成済み:」の欄に移ったら「完了」
(または、サーバーで実行したいプロジェクトだけを選択して「追加」)
まだプロジェクトを作成していない人は、何もせず「完了」を選択して大丈夫です。


以下のように、サーバーウィンドウにサーバーが表示されていれば成功です。

実行方法
あらかじめ、サーバーで実行させたいプロジェクトを作成しておきましょう。
Webプロジェクトの作成方法は以下の記事を参考にしてください。
それでは、 Webプロジェクトの実行方法を解説していきます。
「サーバー」ウィンドウにあるサーバーを右クリックし、「開始」を選択
これでサーバーを起動させます。

以下のように、サーバー名の横に[始動済み, 同期済み]と表示されていればOKです。

実行したいソースコードをクリックし、画面上部のの▼マークをクリック
そして、「実行」→「サーバーで実行」

「サーバーで実行」ウィンドウが表示されたら、そのまま「完了」
この画面は、実行するたびに表示されます。
それが鬱陶しい人は「このプロジェクトを実行するときは常にこのサーバーを使用」にチェックを入れてください。

正しく実行結果が表示されていれば成功です。

まとめ
Tomcatとは?
・サーブレットコンテナ(サーブレットを動かすソフト)の一種
・サーバーの機能も少し備わっている
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