クエリ文字列とは、サーバに情報を送るために、URLの末尾に付け足す文字列のことです。
例えば、URLが「https://〇〇〇〇.jp」 だとします。
このURLにクエリ文字列が加わると、「https://〇〇〇〇.jp/?×=△△」のようになります。
「https://〇〇〇〇.jp/?×=△△」の「?×=△△」の部分がクエリ文字列です。
では、一体これは何に使われるのでしょうか?
用途は主に以下の2種類です。
- データの受け渡し
- Webサービスの解析
それぞれ詳しく解説していきます。
データの受け渡し
この用途で用いる場合、クエリ文字列の内容によってページの表示内容が変わります。
例として、ショッピングサイトでお買い物する時を考えます。
本を書いたい時、トップページで「本」と検索します。
すると、ページに本の一覧が表示されます。
この時、クエリ文字列に「本を検索した」という情報が記述されることで、本の一覧が表示されるページへ遷移するのです。
試しに、簡単なサイト(サイトと呼べるほどのものではない)を作りました。
このサイトでは、名前と年齢を入力し、入力された名前と年齢が表示されます。
この時のクエリ文字列(URLの「?」以降の文字列)に注目してください。
それぞれ、入力した値がURLに記述されています。
Outputのタブではその情報を元に、名前と年齢を表示しています。
このように、入力情報など何かしらの情報を受け渡ししたい時に、クエリ文字列は使用されます。
このサイトの詳しい解説は以下の記事を参考にしてください。
Webサービスのデータ分析
先程も書いた通り、クエリ文字列は何かしらの情報を受け渡ししたい時に使用されます。
データ分析の用途で用いられるクエリ文字列には、ユーザーがどこから自分のサイトにたどり着いたかという情報が書かれます。
検索から辿り着いたのか、広告から辿り着いたのかなど、判別できます。
この場合、クエリ文字列の内容によってページの内容に変化はありません。
主に、集客のためにWebサイトの流入元を調査する時に使用されます。
まとめ
クエリ文字列とは?
URLの「?」以降の部分のこと
用途
・データの受け渡し
・Webサービスのデータ分析
コメント
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