「拡張for文の使い方がいまいち分からない…」
「そもそも拡張for文って何?」
「普通のfor文との違いは?」
という方のために、拡張for文の使い方を解説します。
拡張for文とは
拡張for文は、簡単に言うと配列やリストの操作に特化したfor文です。
普通のfor文と違い、繰り返し回数は配列やリストの要素数で決まります。
配列内の全ての要素に対して処理を行いたい場合に使われます。
あまり違いはないので、普通のfor文が理解できていれば大丈夫です。
拡張for文の書き方
拡張for文の書き方は以下の通りです。
for(データ型 変数名 : 配列名){ 処理 }
例
int[] numbers = {0, 3, 11, 5};
for(int data : numbers){
System.out.println(data);
}
実行結果
先ほど説明した通り、拡張for文は、配列の要素の数だけ繰り返し処理を行います。
上の例で、配列numbersの要素は「0、3、11、5」の4つなので、4回処理が行われます。
各処理ごとに、変数dataに配列numbersの要素が格納され、処理が実行されます。
1回目の処理では1番目の要素「0」がdataに代入され、2回目の処理では2番目の要素「3」がdataに代入されます。
そのため、この変数のデータ型は、配列のデータ型と同じでなければなりません。
リストを用いた例も、以下に示しておきます。
例
List<Integer> numberList = new ArrayList<Integer>();
numberList.add(0);
numberList.add(3);
numberList.add(11);
numberList.add(5);
for(int data : numberList) {
System.out.println(data);
}
実行結果
まとめ
拡張for文とは?
・配列やリストの操作に特化したfor文
・要素の数だけ繰り返し処理を行う
・全ての要素に対して処理を行う時などに用いる
拡張for文の書き方
for(データ型 変数名 : 配列名){ 処理 }
コメント